先輩インタビュー

Interview

障がい者⽀援の仕事や働く環境について、
先輩社員の⾔葉から、現場の空気を感じてください。

ゆきわり荘・⽣活⽀援員
2021年⼊社

樋⼭さん

仲良くなるのは早いけれど、信頼されるのは簡単じゃない。

ゆきわり荘⼊職の当⽇、緊張しながら利⽤者様にお会いして、「あ、この⽅、ブログで⾒たことがある!」とワクワクしたことを思い出します。⼤学で福祉を学び、実習やボランティアの経験があったとはいえ、本格的な知的障がい者⽀援はほぼ初めての状態。⾷事や排泄の介助⽅法を先輩に⾒せていただくところから始まり、メモをとり、実践しながら業務を覚えてきました。

利⽤者さんとの関わりはとっても楽しく、⼈懐っこく話しかけてくれるので毎⽇元気をもらっていました。でも、何かある時には、利⽤者様はやっぱり信頼している先輩⽅を呼ばれます。本当の意味で場に馴染むのは簡単じゃないなと思ったこともありました。
不穏時の対応に悩んだ時、「ぶつかりながら距離を縮めていく⼈もいる」と聞いて、恐れずに本気で⾔い争ったこともあります。1年⽬も終わる頃に、ようやくその⽅と関わる加減が分かってきました。

悩んだり迷ったりする度に助けてくれたのは先輩⽅です。どんな質問にでも答えてくれるので、分からなかったらその都度先輩に相談し、利⽤者様との関係を深めてきました。
今思えば、最初の頃は、先輩⽅を漠然と⾒ていて、対応から何を学ぶべきか理解できていなかったと思います。2年⽬になるとだいぶ場にも馴染み、利⽤者様の個性を踏まえた先輩⽅の対応が⾒えるようになりました。今の課題は、バランスの⾒極めです。利⽤者様には楽しんでほしいのですが、テンションが上がり過ぎると施設全体に影響することもある。もう少し余裕を持って、適切に関われるようになっていきたいと思っています。

利⽤者様のために、出来ることを増やしていきたい。

私は⼩学⽣時代の経験から、誰かの役に⽴てる福祉の仕事がしたいと思うようになりました。⼤学で就労者⽀援施設の実習を経験し、シンプルに「楽しい!」と思ったのが障がい者福祉に興味を持ったきっかけです。就職先を選ぶ時に重視したのは「実家から通える範囲であること」、将来のために「福利厚⽣がしっかりしているところ」、そして何より、「障がい関係の仕事であること」。
就活サイトで条件にぴったりの「ゆきわり荘」を⾒つけ、まず“ゆきわりぶろぐ”を沢⼭読みました。写真の中の利⽤者様の笑顔に思わず顔がほころび、「私もこの笑顔を可愛いと思う!」と共感して応募を決意。説明会で施設⻑が⾔われた「頑張ることも⼤事だけど、楽しむことも⼤切」という⾔葉に感銘を受けて⼊職を決めました。

コロナ禍で⾏動が制限される中、利⽤者様は年齢を重ねられています。
私⾃⾝、職員として経験を積むにつれて、⽀援することの重さも感じるようになりました。
職員内でも、度々「もっと活動を充実させていこう」という話し合いが⾏われます。以前は外⾷や⼩旅⾏など町に出る活動が⾏われ、「ゆきわり荘まつり」などの⾏事も外部施設で催されていたと⾔います。同じことはできにくくても、職員数が増えたことをチカラに、もっと活動の幅を拡げられないか、利⽤者様の可能性を拡げられないかと、新しいアイデアを練っている最中です。
私も資格取得を⽬指しながらスキルアップし、もっとみなさんの役に⽴てるよう成⻑していきたいと思います。

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